EC物流代行サービスの内容・費用相場を解説!

2022年10月18日

ECサイト運営で重要な物流業務ですが、一方でその作業にかかりきりになってしまうとメインの業務がおろそかになってしまいかねません。そこで運営者の方にぜひ知っておいて欲しい、EC物流代行サービスを利用するメリットや費用相場について詳しくご紹介します。

EC物流代行サービスで、物流業務を効率化できる!

EC物流代行サービスとは一体どんなサービスなのか、その内容と共に利用することのメリットについて詳しく見ていきましょう。

EC物流代行サービスとは?

倉庫ECとは「Electronic Commerce(電子商業)を略した言葉で、一般的には「電子商取引」のことをいいます。最近ではインターネットを使った「ネット通販」のことを指すようになり、販売をしているサイトのことを「ECサイト」と呼んでいます。ECサイトは個人でも簡単に作成、運営ができる新しいシステムが多く出ているのですが、在庫の管理や受注に加えて梱包から発送の業務は個人でも企業でも作業が多く負担になりがちです。そのためECサイトにおける物流業務を代行するサービスに注目が集まっています。ただ、EC物流代行サービスは、依頼すれば何でも代行してくれるというわけではありません。代行会社によっては荷物の保管倉庫に入りきれない大型荷物には対応していない、大量の荷物の保管はしないといったことや、小ロットだと受け付けないというところもあります。その点、ユウサイは大型荷物や小ロットの取り扱いをしており安心してご利用いただけます。

EC物流代行サービスの利用は増加している

物流インターネットの普及、そしてスマートフォンの利用者の増加により、オンラインで買い物ができるECサイトが一気に増えました。その一方で、「より早くより多くの顧客に荷物を届ける」ことが求められるようになったため、ECサイト運営者の負担が増加している現状があります。商品が売れれば売れるだけ物流業務が増え、現場の負担が増加して慢性的な人手不足に陥ってしまう可能性があるのです。それだけでなく物流業務にかかりきりになり、本来すべき日常業務に支障が出てしまうことも考えられます。そのため現場の負担軽減を目的とした、EC物流代行サービスの利用が増えているのです。

EC物流代行サービスの内容は?

EC物流代行サービスでは、物流に関わる以下の4つの業務を行っています。

受注処理

ECサイトにおける受注に関する業務を行います。注文内容・納品場所の確認、支払い状況の確認をした上で、受注のメールや発送時の連絡メールといった個別対応も行います。あわせて在庫状況の確認、顧客の信用状況のチェックも業務の一環です。さらに一連の取引による売掛勘定処理も実施します。

在庫管理

委託を受けた会社の在庫状況の確認と把握を行います。在庫管理ではデータ上の在庫と現物の在庫を照らし合わせることに加え、あらたに入庫する商品のチェックをし、内容や数量の確認、不良品がないかどうか、また適切な保管場所に収納することも業務のひとつです。

商品発送

商品を注文した顧客に、指定された日時に届くよう処理を行います。代行業者によっては、注文商品のピッキングから梱包まで行う場合もあります。明細書やお礼状といった同梱物の印刷や準備も行います。

返品処理

間違った商品が届いた、届いた商品が破損していたといったトラブルが発生した際の対応も行います。また仕入れた商品が間違っていた場合の対応も代行業者が請け負います。

EC物流代行サービス導入のメリット

商品管理EC物流代行サービスを導入することのメリットは、コスト削減と物流におけるトラブルが削減できることです。自社で対応する場合、取り扱っている商品の把握はできていても、多くの注文に対応する場合人員が不足して十分な対応ができず発送ミスをしてしまう可能性があります。代行サービスを利用すれば、発送や商品管理のミスを防ぐことになり、「データ上は在庫があるのに商品がない」といったトラブルを回避できます。また物流のプロに依頼することでスムーズな受注・発送ができることもメリットといえます。その結果、物流に関わる人材や時間を本来の業務や新製品開発に回すことができ、業務に専念できるようになり、長期的な目で見ても導入のメリットは大きいといえます。

EC物流代行サービスの費用相場はいくら?

費用EC物流代行サービスを利用することには多くのメリットがありますが、導入の際に気になるのがかかる費用です。そこで代行サービスを利用した場合、どれぐらいの費用がかかるのかその相場について詳しく見ていきましょう。代行費用は固定の基本料と配送する個数や保管する在庫量に応じて課金される変動費の2つに分けられます。

基本料

システム料

物流代行のシステムにかかる費用となるシステム料は、請け負う代行会社によって違いがあり、相場は2~3万円といったところがほとんどです。ただしシステム料の内容には注意が必要です。取引する荷物ごとにシステム料が含まれている、もしくは取引が0個であっても在庫データの維持管理でシステム料が必要になるといったこともあるためです。

保管料

荷物の保管にかかる料金が保管料です。代行業者によって料金の設定は異なります。一般的には保管する倉庫で利用するスペースに応じて基本料金が設定されています。置き場所に指定(温度管理が必要など)が必要な場合は別途料金が発生することもあります。これに加え、荷物の保管場所となる倉庫の立地によっても保管料は上下することがあるので確認が必要です。

変動費

入庫費用

仕入れた荷物を入庫する際に必要となる費用です。単品で料金が設定されている場合や、箱単位で設定されている場合もあります。段ボールに在庫が入っていて、用意されている棚にそのまま入庫する場合と、バレットやコンテナに積んである荷物をトラックやフォークリフトで搬入する場合には追加費用がかかることもあります。

梱包費用

発送する荷物をピッキングして梱包する費用は、作業内容にもよりますが1個あたり500円前後が相場です。メール便といった簡略なものであればそれより安くなる場合もありますし、壊れ物である場合やギフト包装といった個別対応が必要な場合は追加で費用がかかることもあります。

発送費用

発送にかかる費用は、荷物のサイズによって異なります。代行業者は運送業者と契約しているため、一般的な配送料金よりは割安で発送が可能です。一番小さいサイズである60サイズで400円~500円、120サイズで600~700円が相場といえます。また一般的には送るのが難しい大型サイズにも対応している業者もあります。

ユウサイのEC物流代行サービスの特長

多くの方に選ばれているユウサイの提供するサービスには、どんな特長があるのか詳しく見ていきましょう。

保管料金・入庫料金・出荷料金は、すべて含めたパッケージ料金!

パッケージ料金ユウサイではお客様に負担となりがちな料金をパッケージ料金として設定しています。システム利用料、在庫管理に加え、入庫業務や出荷に関わる業務についてもすべて含んだ料金となっており分かりやすく利用しやすい料金設定です。送り状発行や梱包作業、梱包資材の費用は別途ですがそれでも十分にお得な料金です。

大型荷物・重い荷物、どんな荷物にも対応している

大型荷物ユウサイでは大型荷物や重い荷物にも対応しています。業者によっては保管場所が確保できないといったことを理由に、大型の荷物や重い荷物、種類の多い商品は対応していないといったことが少なくありません。ユウサイではどんな荷物でもお引き受け可能です。他の会社で断られてお困りでしたらぜひユウサイにご相談ください。

小ロット(少ない出荷個数や委託個数のこと)から対応している

物流ユウサイでは小ロットに対応しています。法人企業様、個人事業主様にかかわらず、少ない出荷でも対応可能です。お客様の費用負担を考え、最適な出荷システムをご提案させていただきます。

まとめ

ECサイト運営で一番の負担となるのが物流業務です。ECサイトの利用者が増え、競争が激しくなっている昨今、物流に関わる負担をどれだけ軽減できるかが業務運営では求められています。ユウサイでは荷物の量や内容にかかわらず、どのお客様にも利用しやすい物流代行サービスを目指し、さまざまなサービスを提供しています。物流業務にお困りのことがありましたら、どんなことでもユウサイにご相談ください。お客様のご負担軽減と事業発展のお手伝いをさせていただきます。

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